ビジネスでは、「考える力」が全ての要素の基点となります。なぜ「考える力」が必要なのかというとコミュニケーションと課題解決という、ビジネスにおいて必要不可欠なスキルの発揮がうまくできないからです。
「考える力」がないと、コミュニケーションの場面では、言いたいことの整理・組み立てがままならず、相手と気持ちよく意思疎通を行うことができなかったり、話し合いが前に進まず、結論までたどり着けなかったりしてしまいます。実際、現場でも、思うように相手に自身の考えが伝わらず、「結局、何を言いたいの?」と言われてしまうケースが多々起こりがちです。
また、課題解決の場面では課題の抽出・整理、深掘りが不十分となってしまい、顧客が納得できる解決策を導き出すことができません。こうした状況を解消させるためには、論理的な思考法と情報整理といったロジカルシンキングが求められています。
論理的な思考法と論理的整理の手法を用いて、情報や伝えたいメッセージを整理し、相手を納得させるシナリオを構造的に考えるスキルを学習することが、当該カリキュラムの設計コンセプトです。