Works
チェンジの人材育成事業では、お客様の経営戦略や人材課題など目指すべき方向性に合わせて、研修/教育メニューをカスタマイズしてご提案することを得意としています。今回紹介するプロジェクトは、大手IT企業向けに実施した新入社員研修です。営業と開発チームが連携しながら、案件受注から開発、そして実施までお客様と受講者に向き合い続け、奮闘したストーリーです。
Next Learning eXperience(人材育成)
コンサルタント
2020年新卒入社(学生時代:ひたすら音楽活動![ドラム])
新規事業開発や研修コンテンツ開発を担当
Next Learning eXperience(人材育成)
シニアコンサルタント
2020年中途入社(前職:印刷会社等での営業)
アカウント営業を担当
Next Learning eXperience(人材育成)
シニアコンサルタント
2019年中途入社(前職:採用コンサルタント)
研修コンテンツ開発を担当
内山
実は今回のお客様は過去にチェンジとお取引があったのですが、他社様や自社内で研修を実施しており、チェンジとはしばらくお取引がない状態だったのですが、お客様が23年度に研修を見直すことになり、今回ご提案の機会をいただいたのがきっかけですね。
萩原
しばらくチェンジとはお取引なかったのですが、継続的にコミュニケーション機会はいただいておりまして。ちょうど新人研修をメインで担当している方が変わり、新しいご担当の方から見直したいという相談を受けました。新しい担当の方とは昔チェンジとやり取りをしていて、私たちのプログラムに高い期待を持っていましたので、お話しやすかった背景があります。そこで、改めてチェンジの新入社員育成に対する”想い”をぶつけ、「これから一緒に頑張りましょう」となりました。その後は、社内決裁に必要な情報を伺ったり、先方の説明資料をチェンジ側で作成したりなど、受注段階から一緒に連携しながら動くことを意識してましたね。
原田
そういえば、新担当者と過去に面識のあったチェンジの経営陣も巻き込んでいましたよね。萩原さんと一緒にお客様にヒアリングに伺っていたのを記憶しています。
萩原
そうなんです。内山さん、原田さんなど開発メンバーに引き継ぐ際も、私がうまく説明しきれないお客様の”想い”をその経営メンバが補足して下さったりと、本当に近い立場で助けて頂きましたね。
基本的にチェンジは一企業に一人の営業がアサインされるスタイルですが、今回のケースのように必要に応じて社内メンバーに声をかけたりと、自由に社内を巻き込める社風ですね。本当に皆でお客様に向き合う、そんな会社です。
萩原
コンテンツのデザインですね。特に新入社員に求められるベーススキルに関するプログラムが充実している点を評価頂いたと理解しています。チェンジは育成において、どんな人材にとっても社会人として求められる”基礎力”をまずは身に着けることを大切にしています。どんな職種・業種であれ、そのベーススキルがないと専門的なスキルを身に着けても活躍/発揮できないと考えています。
原田
加えて、チェンジはコンテンツの種類が豊富なだけでなく、標準的なラインナップがありつつも組み合わせの自由度が高いのも強みです。お客様の課題やご要望に合わせてカスタマイズして提供できます。
内山
まず、コンセプトは「リモート環境下でも活躍できる新入社員を育成する」でした。2020年以降コロナによってリモートワークが主流になり、働き方の効率性はあがりましたが、一方でそれは経験のある社員だからこそできることであり、新入社員の方がいきなりリモートワークで働くというのは正直新入社員側も現場側も大変だったと思います。
我々にとって、”リモートワークでも主体的に活躍できる新入社員”を育成するため、どのように学習をデザインするかが、ミッションでした。
原田
コロナ禍を経て、新しい働き方や学び方が必要とされており、これまで以上に”個に必要な学び”や”現場を巻き込むこと”を重視する必要がありましたね。ただ、元々チェンジのカリキュラムは、主体的に学びを進められる人材を目指したスキル/マインドの醸成や、主体的に学べる学習デザインや、現場を巻き込んだカリキュラム設計を得意としていたので、スムーズに今回のお客様のニーズに合わせたご提案ができました。
萩原
お客様自身も従来の研修に大きな課題を見つけられていたわけではなかったので、前年まで受講者にとって好評だった領域についてはチェンジプログラムへの単純な置き換えはしませんでした。主旨と目的を引き継ぎつつ、チェンジのコンテンツとのストーリー性をもたせることが大変でしたね。
やはり、受講者が”なぜ今この研修を受けているのだろう”となってしまったら、せっかくのお客様の想いもコンテンツの良さもシャットアウトされてしまいますからね。
原田
過去の経験から「チェンジは良いコンテンツを作ってくれる」との信頼を得ておりましたので、信頼している、と一任されましたのでプレッシャーはありましたね。事前にプログラム終了後の「社員の姿」を定めることにこだわり、そこへ向けコンテンツを組み立てるのですが、当日まで細かいチューニングをしました。講師と密に連携して、受講者の反応を見ながらカリキュラムの調整を進めましたね。
内山
私が苦労したのは、DX提案に関するコンテンツのカスタマイズです。新入社員の方にDX提案をできるようになることを目的とするので、演習設定やロールプレイの難易度調整に苦労しました。「このレベル感で新入社員には合っているのか?研修後にDX提案できるようになるのか?」は自問自答しながら、社内外で幾度となくディスカッションを重ねましたね。
内山
何よりも自分が開発・カスタマイズした研修を、沢山の人たちが成功させようと動いているのを目の前で見られたのは、大きな喜びでした。 そういえば、原田さんは当日講師としても登壇しましたよね?
萩原
私にとっても、開発メンバーという心強い仲間が後ろに控えていたおかげで、お客様に積極的な提案ができました。とても感謝しています。
私の原動力ですが、とにかくお客様もチェンジプログラムの導入に向け、社内調整などで苦労されていたんです。ですから「その期待に応えたい」との想いはとても強かったです。受講者が大きな学びを得られるのが一番ではありますが、「期待して下さった先方担当者に報いたい」という気持ちも強かったですね。
原田
はい。開発だけでなく、講師も担うことができたのは良い経験でしたね。研修を通して成長していく受講者をリアルタイムで見られるのは嬉しいものです。また、自分の作った研修を自分で回してみることで、開発者としても得られるものも多かったですね。
あとは何よりも、提案で苦労されていた萩原さんの姿を見ていたので、お客様にご満足いただけるコンテンツの開発で応えたいとの想いが力になりました。
原田
今回のプロジェクトは多くの開発メンバーが携わっていたので、サポートしあえるというか。同じ気持ちを共有できる仲間がいたのは支えになりました。結果として、チェンジの良い面が最大限発揮されたとも感じています。
内山
営業メンバーが、研修の細かなところまでお客様と詰めて下さっていますが、今回のように案件が決まった段階で開発メンバーもお客様先に出向き、お客様と議論ができるのがチェンジの良さですよね。良いコンテンツにも繋がりますし、実施までのスピードもクオリティも上がります。 そのためには、私たちもチェンジのコンテンツの根本にある思想、開発の基礎を理解し、営業ではなくとも、きちんと伝えられる要にならなければならないと感じましたね。
原田
確かに。お客様の反応や受講者の気づきのポイントをきちんと開発者として伝える必要はありますし、理解しておく必要ありますよね。
内山
チェンジは「がんばり屋さん」が多いです。だから「みんなが頑張っているのに、自分だけが止まってはいられない」との想いを持ちます。笑
萩原
なるほどね。笑
がんばり屋さんが多いのは悪いことではないのですが、「がんばれない自分はだめだ」という気持ちにはなってほしくないので、私は自分を超える営業を育てることが目標にしつつ、とにかくメンバには純粋に楽しんで仕事をしてもらうことを大切にしています。
今回はお客様に対して新人研修を任せてもらいましたが、今では若手や職種別の育成もお話しさせていただいております。やはり新入社員だけが変わるのではなく、組織全体でより良い方向に進んでいくには、中堅や管理職、経営層の方々も変わる必要ありますからね。組織全体に”変化”を起こせるよう頑張っていきます。
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人材育成プラットフォーム『KaWaL』立ち上げ。
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東京メトロを変えたDXプロジェクト。
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