社員の声

Voice

新卒社員から社長に抜擢
第二創業期を迎えるチェンジの魅力

野田さん社員の声1 野田さん社員の声1

 代表に聞く新入社員から代表への軌跡

企業にはそれぞれ社風というものがあります。その社風を作っているのは経営理念や経営者の方針などさまざまですが、社員の性質というのも社風を構成するものの一つでしょう。そこで今回は、野田代表にチェンジの社員について話を聞きました。新卒1期目として入社した野田代表ならではの視点で、チェンジの社員について語ってもらっています。野田代表が入社当時めざしていたことや、代表になって変化した心境についても教えてもらいました。

野田 知寛

野田 知寛

チェンジ代表取締役兼執行役員社長
mirai事業部長

2007年新卒入社
一度はチェンジを離れたたものの、2015年に再度ジョインしNext Learning eXperience事業部にて活躍後、代表に着任

目標と今の差分を埋めるには行動するしかない代表から見たチェンジとは

 

「チェンジなら良いものを作れる」という期待に応える 野田さん挿入1 (1)

 

野田さんからみて、チェンジの社員はどういう人たちだと思いますか?

野田

強い当事者意識をもって行動できる人たちです。そういった仲間が集まり、力を結集させてきたからチェンジは20年事業を続けてこられたと思っています。もちろん優秀な人や、特異な能力をもった人はいますが、1人のカリスマで成り立ってきた組織ではありません。一人ひとり、自分がやらなければという責任感をもって行動できるのが、チェンジのメンバーだと思います。

なぜそういう社員が多いのでしょうか。

野田

明確なところは正直なところわからないですね。ただ私が思うのは、社員に「欲」があるからだと思います。例えば、達成したい目標や、在りたい姿、お客さまにとってどういった存在でありたいかといった欲などです。そうした「欲」が生まれるというのは、現時点で自分がそこに到達していないということなので、その差分を埋めなければなりません。差分を埋めるためには、行動が必要です。行動は、誰が・いつ・何を・どこで・どう・誰とやるのかといった具体が落とし込めたときに促されます。そうした行動を促すためのやり取りは、社内でも非常に細かく行われています。こういったコミュニケーションが行動する風土を醸成してきたのかもしれません。

世間では若手社員が活躍に飢えているということも言われています。チェンジではどうですか?

野田

かわいそうなくらいチャレンジしているので活躍には飢えていないと思います(笑)というのも、チェンジでは8倍速で成長するという考え方があって、3年間働いたら、世の役職者と肩を並べられるようになろうというものです。実際に、多くの社員が短期間のうちに目を見張るほどの成長をしています。ただし、あくまでも本人が望むかどうかが重要です。ここでもやはり「欲」が関係します。「私はこういうビジネスパーソンになりたい」という欲が明確であればあるほど、欲を充足させるためのアクションが明確になり、人は行動します。ですので、その人の欲に合わせた成長機会が必要だと思いますし、その機会を創るのがベテランの仕事だと考えています。

最速で一人前になるために。独立を視野にチェンジに入社

 

野田さん挿入2

チェンジに入社されてどのような仕事に関わってこられましたか?

野田

2007年に新卒第1期として入社しました。入社してすぐに携わったのは、独立行政法人の人事制度設計です。文字通り野から放たれたような新人でしたが、上司と先輩に根気強く育ててもらったことを覚えています。その後は、日本の海外現地法人でシステム開発に係るプロジェクトに入り、外国人のエンジニア達と共にシンガポールで働いていました。それが20代前半で、当時はコンサルティングプロジェクトとシステム開発がメイン業務でしたね。人材育成事業に携わったのは30代になってからです。営業も開発にも従事し、ときには研修の講師を務めたこともあります。35歳のときに事業部の責任者になり、39歳で現職に着任しました。

入社当時目標にしていたことはありますか?

野田

いつか独立したいと考えていましたね。それは、入社する前、高校生のときから抱いていた夢です。きっかけは、ロシア人の大富豪がイギリスの名門サッカークラブを買収したというニュースでした。当時はサッカーが好きで、これで飯が食べられたらいいなといった憧れもあったのですが、もちろん現実はそんなに甘くはないとも感じていました。ちょうどそんなときにクラブ買収のニュースを知り、サッカーへの関わり方は選手という立場だけではないことを知ったのです。さらに、オーナーという立場で球団経営する方が面白そうだと思ったこともあり、早々にプロスポーツ選手を諦めました(笑)大学時代には友人と商売もしていましたが、1回社会に出て腕を磨こうと思い、就職活動の末に選んだのがチェンジだったということです。

代表になってからより一層、コミュニケーションに力を入れる不健全な環境を防止するために

 

代表に就任して、考え方や意識に変化はありましたか?

野田

いろいろとありますが、当然ながら責任の重みがこれまでの職位とは雲泥の差があると感じています。一つひとつの意思決定に責任が伴いますし、私が行った意思決定で会社の向かう方向が変わるからです。故松下幸之助氏が、「トップがアホやったら社員が不幸になる」という言葉の意味が今はよく理解できます。あとは何でしょう、少しは角が取れて、人間的に丸くなったんじゃないかと思います。相変わらず聞かん坊ではあるのですが、人の意見やアドバイスに耳を傾けて、良く聴き、考えるようになったと思います。

分単位のスケジュールのなか、社員とはどのような関わり方をしているのでしょうか?

野田

チャットツールを使い、毎日社員からの質問に答えるということをしています。社員とのコミュニケーションでいうと、事業部の責任者時代よりも少なくなっているのが実情です。それは代表となり、会社全体をみる立場になったので、ある程度は仕方ありません。とはいえ、組織として新しい船出を切ったばかりなので、社員が不安に感じていることもあります。そこで、全社員から私への質問を募集し、毎日回答するという試みを始めました。様々な質問がありますが、会社の方向性や何を大事にしていきたいかを伝え、徐々に浸透してきていると思います。こうしたことが得意かと言われれば、全くそんなことはありません。ですが、社員が不安な状態で日々を過ごす方がよほど不健全だと思うので、少しでも不安の解消になればと下手なりに継続しています。リアルな交流としては、月1回希望者に参加してもらいラウンドテーブルを行ったり、各組織のグループ単位に私が入って対話する機会を設けたりもしています。

誰かが引いたレールはつまらない自分の人生に責任をもち、"自分本位"に成長してほしい

 

野田さん挿入3 野田さん挿入3 (1)

チェンジの社員に期待することとは?

野田

"自分本位"に成長してほしいと思います。会社はただの器です。利用できるものは使い倒して自分の能力を磨けばいいと思うのです。長いこと一緒に働いているメンバーもいますし、これからも働けると良いなと思いますが、今の時代、それはあたり前ではありません。なので、溢れる選択肢の中でチェンジを踏み台にして、自身のキャリアを彩ったらいいと。私も同じですが、自分の人生に責任を持ち、自分の成長のために仕事に邁進できたとしたらとても豊かな社会人生活が送れると信じていますし、これからもそんな人達で溢れた会社であり続けたいと思います。

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