社員の声

Voice

「あの時代にチェンジっていう会社があったから今がある」
そういわれる未来を目指して

野田さん社員の声2 野田さん社員の声2

 代表に聞く社長が描くチェンジの未来像とは

今回は野田代表にチェンジの未来について聞きました。代表が目指すチェンジとはどういった組織なのか、そのために何が必要なのか代表の頭の中を少し覗かせてもらいました。野田代表がチェンジを辞めて行っていたことや、チェンジに戻って変化したことなども話しています。野田代表の根底にある考え方を知ることで、チェンジの向かう先が見えてくるでしょう。

野田 知寛

野田 知寛

チェンジ代表取締役兼執行役員社長
mirai事業部長

2007年新卒入社
一度はチェンジを離れたたものの、2015年に再度ジョインしNext Learning eXperience事業部にて活躍後、代表に着任

成功の陰に失敗あり。1世紀後の日本の支えとなる仕事を目標と今の差分を埋めるには行動するしかない

 

「チェンジなら良いものを作れる」という期待に応える 野田さん挿入2

 

早速ですが、野田さんはチェンジの未来をどう描いていますか?

野田

50年後、100年後から今を振り返って「あの時代にチェンジっていう会社があったから今があるね」と、言われたいなと思っています。こんな話をご存じでしょうか。誰もが知るタイヤメーカーのブリヂストンは、もともと地下足袋の会社でした。足袋底にゴムを使っていたことから、その技術を応用しタイヤ製造に乗り出したそうです。しかし、当時はタイヤ事業に乗り出すことに反対する声が多かったようです。他国の力を借りず独自で研究したため、失敗も多かったとか。それでも研究を重ね成功するまで挑戦を止めなかったことが、今の成功につながっているのでしょう※。そして、そのおかげで日本の自動車産業の発展や私たちの生活は支えられています。ブリヂストンに限らず、日本の大企業にはそうした挑戦と失敗の歴史があるものです。そういう会社にチェンジもならなくてはいけないと思います。では、我々ができることは何かというと、デジタルの恩恵をもっと地域社会に届けていくことです。地域社会の課題解決のために最適な選択肢を届け、その地域が持続可能な状態になるように支える。そういう事業体を目指しています。

※「ブリヂストン物語」より

野田さんご自身も失敗の経験がありますか?

野田

それはもう、山のようにあります。経験のない事業に挑戦して失敗したことや、良いところまで進んだプロジェクトが途端に頓挫したこともありました。当時は、大変に痛手だったわけですが、今振り返ってみると沢山の学びを得られましたし、大抵の失敗はかすり傷程度だと思えるほど精神力が鍛えられたと思っています。そんな経験もあるからか会社が損害を被ったとしても、その失敗で社員が大きく成長するのならむしろ価値があると思っています。失敗という経験はお金では買えませんからチェンジの社員には、石橋を叩いて恐るおそる渡るのではなく、川を泳いでいくくらいの挑戦をして大いにコケて成長してほしいと思いますね。

新体制の代表として求められているのは「チェンジ」

 

野田さん挿入2

 

2023年に代表取締役へ就任されましたが、経緯について教えてください。

野田

私はもともとチェンジホールディングスの所属だったのですが、あるときの経営会議で突然チェンジの代表取締役に任命されました。まさか自分が任命されるとは思ってもいなかったので、本当に驚きましたが、役員陣にも賛成いただいて、新生チェンジの舵取りを任されることになりました。役員がなぜ私を推してくださったのかを自分なりに考えると、「変わること」を期待されているのかなと思います。20年企業活動を続けてきたこのタイミングで経営体制を刷新することで、ステージをさらに上げるというか、これまでとは違う成長エンジンでさらに発展して欲しいという経営層の想いがあるのだと理解しました。 新体制となり、社員には多少なりとも不安があると思います。その不安を少しでも払拭するために、社員とのラウンドテーブルを定期開催したり、社員からの質問に対して全社向けのチャットで日々返答していたり、どうしても直接の会話量が減るからこそ、デジタルを使ってコミュニケーションに頻度と量を増やすように心がけています。効果の程はまだわかりませんが、愚直に取り組んでいこうと思います。

チェンジを離れていた時期には中国でビジネスをしていたそうですね。

野田

そうなんです。実は20代後半でチェンジを辞めて、自分で事業を行っていた時期があります。入社前から独立心があって、雇用を生み出すことと自分の値決めは自分でやるという願望があったのでそれを実行に移したというところです。中国では2つの事業を運営していました。一つは、当時SEO対策が盛んになった時期だったのですが、世界中の検索エンジンのアルゴリズムを解析し、内需が一服した中国製品が世界各国の検索エンジンでトップ表示させる仕組みを展開していました。もう一つは、中国の起業家や経営者が会社を長期繁栄させるために日本の優良企業に学びたいという強いニーズを捉え、百年企業と呼ばれる日系優良企業を訪問し、経営理念や哲学を教わる越境人材育成サービスを提供していました。沢山の人と出会い、本当に素晴らしい経験をさせてもらったのですが、紆余曲折もあり、最終的には日本に戻ることを決めました。帰国後、創業の神保に声をかけてもらった仕事がきっかけでチェンジに戻ることになり今に至ります。

チェンジに戻ったあと、仕事への考え方で変化したことはありますか?

野田

大きく変化したのは、人の成長に喜びを感じるようになったことですね。ビジネスですので、大志を抱いて行動し、営利を求めるという考えは以前よりも強くなっているのですが、共に働く人達に対する意識も変わったと思います。具体的には、立場がそうさせているのかもしれませんが、これまでは自身のパフォーマンスを如何にして最大化するかが最大の関心事でしたが、今はメンバーが溌剌と精力的に仕事に打ち込めているかどうかに関心事が移りました。会社にいると、社員の成長が目で見てわかるときがあるんです。教科書などで見る、人の進化の過程を表したイラストがありますよね。まさにあの感じで、社員が「あ、変わった」って思うときがあって、自分に特殊能力が備わったのかなって思ったくらいです(笑)それも、事業が大変な時期を迎えて乗り越えようとしているときに、会社のあちらこちらでそうした現象が起きるんです。オフィスにいると毎日ドラマを見ているかのような感覚があって、それが本当に好きなのですよね。こうした考え方になったのも、チェンジに戻ったからかなと思います。

難しくて、うまくいかなくて、腹立たしい。だから仕事は面白い

 

野田さんにとって仕事とは?

野田

あまり理解されることが多くないのですが、私にとって仕事は人生で最たる楽しみなんです。毎日わくわくして、朝起きたらすぐに会社に行きたいですし、子供の遠足みたいな感覚です。でもいつも面白いことばかりかというとそんなことはなく、実際には逆で、上手くいかないことばかりと言いますか、失敗に塗れて、悔しかったり腹立たしくもあったりすることだらけです。でも、だからこそ面白いというか、やったるぞーという心持ちになる毎日です。

社員に求める仕事のスタンスはありますか?

野田

繰り返しになりますが、大いに挑戦して、大いにコケてほしいと思います。チェンジがこれまで挑んできた仕事のうち、9割は失敗です。残りの1割が現在のチェンジの事業の柱となる、社会の担い手の成長を支援する人材育成事業と変革を目指す組織体を支援するDXコンサルティング事業になっています。現在も次なる事業の柱づくりが進行形ではありますが、全メンバーが強い当事者意識を持って、失敗を恐れず世の中の「不」の解決に果敢に挑んでほしいですね。もちろん、手放しで自力で頑張りなさいということではなく、お互いが育つ責任と育てる責任を果たすことで、共に成長し、多くの課題を解決できる集団でありたいと思います。チェンジに興味をもってくださった方で、我こそはという意欲のある方と一緒に仕事を楽しめたら嬉しく思います。

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