インタビュー
株式会社セールスフォース・ドットコム
[導入サービス]
企業分析実践研修×オンライン型研修
[実施概要]
株式会社セールスフォース・ドットコム(以下、セールスフォース・ドットコム)様では、2020年3-4月にかけてGoogleハングアウトを使い、双方向型のオンライン研修である「企業分析実践研修」を実施しました。 提案活動時の顧客企業の調査・分析を理解し、より顧客に対して訴求力の高い提案内容を作成できるようになることをゴールに実施しました。
株式会社セールスフォース・ドットコム
セールスフォースイノベーションセンター シニアディレクター
杉山 真理子様
杉山様:
チームメンバーのスキルアップとチームビルディングを目的に今回の研修を企画しました。
チームが比較的新しいメンバーで構成されているため、業務につながるスキルアップをしつつ、チームの横同士のつながりを深め、お互いのことを知る機会を創出しようと思いました。
杉山様:
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当社のガイドラインとして対面集合型の研修への参加はしないと言う方針であったこと、そしてオンライン型の研修であればサンフランシスコにいるチームメンバーも受講できる環境にあったためです。
杉山様:
今回の研修は技術研修のような知識を得ることが中心の内容ではなく、グループワークが多いので、オンライン形式で双方向性が実現できるのか不安でした。
しかし、講師1名に対し、2名の運営スタッフのサポートがつくこと、グループワークを実施するために2つのGoogleハングアウトルームを使用することを打ち合わせ時に決めていったことで少しずつ不安が解消していきました。
講師とサポートのタスク分けをしていただいたおかげでインタラクティブな研修を満足のいく品質で受講することができました。
杉山様:
第一に、オンライン型の研修の方が受講者の集中力が高まると感じました。講義を聞いてしっかりと演習に取り組もうとする緊張感がありました。人数の多い対面集合型研修のグループワークだと、隣にいる人に頼ってしまう場面も往々にして出てくるのですが、オンライン型の場合にはより自分ごととしてとらえられるのだと思います。
また、対面集合型研修の場合は、講師側から見たときに参加者の人間関係が垣間見られることもありますがオンライン型の研修だとそれらが排除されてフラットな関係になり、ディスカッションをしやすかった点も良かったです。
杉山様:
選択肢としては十分に入ってきますし、時間を有効活用するためにもオンライン型とオフライン(対面)型を組み合わせていきたいと思います。
杉山様:
私たちのチームの役割として、企業情報の分析を通じてアカウントエグゼクティブ(営業)チームを支援することが求められます。学習したフレームワークを使って、網羅性を持って重複することなく分析する手法を頭の中で思い描き、アウトプットを出していって欲しいです。
杉山様:
上記にあげていただいた点は3つとも大切ですが、特に③:講師と運営スタッフの連携が重要だと感じました。オンライン型研修特有の要素は、②、③だと思いますが、研修を盛り上げるためには、特に③は重要だと思います。チャットで受講者の発言をまとめたり、呼びかけたりするアクションをしていただいたことで、途中で発言しにくい雰囲気が和らぎ積極的にディスカッションをすることができました。
今回のセールスフォース・ドットコム様への研修やインタビューを通して、改めてお客様と共同でチームワークを発揮しながら研修を実施していくことの大切さを感じました。
お客様も初の試みに不安を感じ、弊社スタッフもまだまだオンライン型研修の経験が少ないなかで不安なく効果的に研修を実施できるのか、試行錯誤しながら今回の企業分析実践研修を実施しました。
結果的に、セールスフォース・ドットコムの杉山様から今回の研修の目的と背景を理解いただき、「双方向型でオンライン研修を提供した株式会社チェンジのポジショニング(強み)はInnovationである」というお言葉をいただくことができ、品質の高いディスカッションとアウトプットへとつながりました。 今後も、受講者の学びにつながるよう弊社一丸となって学びの研究をしていきたいと思います。