【業務プロセス改善研修】

21世紀の衝撃とも言われている生成AIは、大変便利なテクノロジーであることは認められつつも、ビジネスの担い手の業務において使い倒されているかと言えば、そうでもないというのが実態です。それは生成AIを便利なツールでありながらも、[業務の点=特定の業務]でしか用いられていないことが背景にあるかと思います。生成AIを業務活用して成果を出すためには、仕事の一連の流れを捉え、生成AIの適用ポイントを探り、生成AIを優秀なアシスタントとして[業務の面=業務プロセス]で活用しなければなりません。それにより個々人の業務プロセスを改善し、業務推進力と成果物品質の向上を図れるのです。

プロンプトエンジニアリングの基礎を活かし、高度な生成AI・LLM活用を目指すには、業務にどのように生成AIを取り入れるかを考えていくことになります。日々の業務を考えた時、我々は常に問題発見・課題解決に取り組んでおり、どういった業務をテクノロジーに代替させるのかを見極めることになりますが、それは生成AIが得意とすることと代替させたい業務が合致しなければ実現できません。本プログラムにおいては、問題発見・課題解決のステップに沿いながら、我々が日々実践している問題解決思考にChatGPTを取り入れ、業務プロセスをそのものを改善することを狙いとしています。

また、問題分析志向、仮説検証思考、課題解決思考、多面的思考など、様々な思考術を生成AIを用いて発揮するケーススタディを反復することで、現場リアルのビジネス課題の解決力を磨きます。

ビジネスの世界において論理性が求められることは疑いようのない事実です。わかりやすく伝える、効率的に深く考えるといったような、頻繁に見聞きする要求に応えるためには論理的思考力が不可欠です。本プログラムでは、問題発見・課題解決のプロセスに生成AIを活用する術を学習すると同時に、その過程で発揮すべき論理的思考力を習得・強化することを狙いとしています。

業務プロセス上の問題発見・課題解決は、現状を正しく把握し、問題を特定することから始まり、原因を分析し、解決策を立案するという一連の流れで進めていきます。そのため、単一のスキルを学習すれば事が足りることはなく、様々なスキルを発揮する、言わば総合格闘技のようなものです。そのため、本プログラムでは、現実のビジネス環境において起きたケースをもとにしながら、生成AIを活用した業務プロセス改善のステップを繰り返すことで、知識レベルに留めなることなく、業務プロセス改善に必要なスキルを総合的を磨きます。