サービス紹介
技術や社会の目覚ましい発展に比べて、人を集めて教育を行うという「教室」のあり方はどれほど進歩したでしょうか。様々な技術や、たくさんの質の高い教材があるにもかかわらず、寺子屋からいくばくも進歩していないように見えます。
チェンジはこれまで、演習中心の学習カリキュラムや仮想上司・顧客とのロールプレイといった実業務に通じた学びを提供するなど、研修の中身を変えることで学びを進歩させてきました。あるいは、eLearningのような「教室の外での学び」に関しては、共感を生む映像表現とIT技術で応えてきました。
本サービスは「教室の中での学び」を革新するプログラムです。すなわち、ナビトレが挑戦するのは、研修の「あり方」そのものを変革することです。細部まで徹底的に組み立てられたプログラムを提供することで、講師の運営力に依存しない質の高い研修を我々は提供し続けてきました。本サービス「ナビトレ」では、このノウハウと質の高い教材をもとに、高品質の映像講師が研修をリードします。一方で、交流によって初めて得られる学びは、現場のファシリテータに作り上げていただきます。自社の実業務に通じたファシリテータが受講者との交流をし、受講者同士の交流を促すことで、新たな視点や気付きを得ることを促していただきます。
対面型の集合研修は安くありません。お客様に徹底的に寄り添って、教材の開発から当日の運営まで、手間をかけて高品質な研修を作り上げているからです。では、このコストに見合う費用を負担でき、受講者数も十分に確保できる企業にだけ研修を提供し続けるだけで、チェンジのミッションを実現できるのでしょうか。
チェンジのこだわりである質の高い研修を、その品質を落とさずにより多くの顧客に届けることができないか。ナビトレはそんな想いから生まれた育成サービスです。
チェンジの研修の特長である、質の高い講義や抜け漏れのない運用ノウハウを映像講師による講義に落とし込むことで、ファシリテータの運用スキルに依らず、ミスなく研修を実施いただけます。それだけでなく、実業務に通じた自社のファシリテータによる体験談や納得感のあるフィードバックは、これまでの外部委託研修では得られなかった学びを受講者に提供することができます。
前項で述べたように、外部委託の研修は非常にコストがかかります。それだけではなく、外部講師による講義は一般論に終始してしまい、自社の特殊事情や現状に十分にマッチしたものにならない可能性があります。委託先によっては、質の高い講師を揃えられず、安定した品質の研修を提供できないかもしれません。
一方で、内製化にも様々な障壁があります。開発の工数が確保できなかったり、いったん作成した教材をリニューアルするリソースが確保できなかったりすることがほとんどです。また、長時間の研修を独力で運営できる力のある講師が十分に確保できる企業は少ないでしょう。
これらの問題を一度に解決できる研修の形はなんでしょうか。かつては、eLearningがその回答なのではないかと言われていました。しかし、コロナ禍の中でも集合研修が求められ続けたように人が集まり、交流することでしか得られない学びは存在するのです。
ナビトレはこれらの問題を解決する、外部委託研修と内製研修の長所を合わせた新しい育成の形です。
ナビトレでは、映像講師が講義や演習指示のほとんどを行います。また、演習中のタイムマネジメントも映像講師が担います。現場のファシリテータは録画映像では対応できない、現場での質問やトラブルへの対応を行います。また、実業務を理解している先輩講師として、受講者にアドバイスやフィードバックを行います。以下に、研修の流れの例を挙げます。
■研修の流れの例(一部抜粋)
・学習内容の講義(映像講師)
・講義内容についての経験談(ファシリテータ)
・演習の進め方の説明(映像講師)
・個人演習実施(ファシリテータによる運営、映像講師による時間管理)
・グループワークの進め方の説明(映像講師)
・グループワークの実施(ファシリテータによる運営、映像講師による時間管理)
・全体共有の進め方の説明(映像講師)
・全体共有(ファシリテータによる運営、映像講師による時間管理)
・演習内容へのフィードバック(ファシリテータ)
また、今後リリース予定のコンテンツは以下のようになっております。こちらは、変更になる場合がございますので、詳細は営業担当にご確認ください。
■学習コンテンツ
・ビジネス日本語研修(2024年10月1日リリース予定)
・ビジネスコミュニケーションⅠ(2025年3月末リリース予定)
・ビジネスエクセル(2025年3月末リリース予定)
・ビジネスパワーポイント(2025年3月末リリース予定)
ファシリテータに向けた事前インプット資料も充実しております。ファシリテータによる経験談やフィードバックのポイントは全て事前に確認することができ、ワークシートを用いて、話す内容を整理しておくことができます。
また、詳細なタイムテーブルがあるため、トラブルがあった際のリカバリーの方法などもタイムテーブルをもとに検討することができ、当日の状況に合わせた柔軟でブレの無いファシリテーションを実現することができます。
これまでの研修スタイルでは、質の高い講師を外部から呼べば、実業務や自社の実情に合わせた具体的な研修内容は提供できず、十分な質の研修を内部講師だけで実現することはハードルが高いものでした。
ナビトレは、実業務や自社の実情に合わせながら、高い品質の講義を実現し、新たな価値観における「高品質」を提供します。また、映像講義ながらも、組み合わせを変えることで半日版、1日版など、様々な実施形態に対応が可能です。
通常の研修では1人当たり3~5万円の外注費用が掛かっていました。
ナビトレは運用コストを徹底的に削減することで、1人当たり8,800円という超低コストが実現しています。また、learningBOXという学習管理システムを用いることで、受講者に対する教材類の提供もコストをかけずに実現しています。このシステムを通して、研修に関するお知らせを出したり、アンケートを回収したりといった研修に関する学習管理も行うことができます。
「映像ナビゲーション型内製研修 ナビトレ」は、公開型集合研修の費用、品質、日程の全ての問題を解消し、貴社のリソースの中で無理なく半内製化研修を実施いただけるサービスです。
「映像上の講師」と「貴社のファシリテータ」のコラボレーションによって行うハイブリッド型内製化研修で、講義や受講者への基本的な指示は映像講師が行い、質問への対応や演習へのフィードバックのみ貴社のファシリテータに行っていただくことで、高い技量が無くても外部に委託することなく研修を実施いただくことが可能です。